学歴ロンダリングした際のメリットについては、説明しましたが、デメリットはないのか?という点を説明していきたいと思います。
物事には、メリット・デメリットがあるので、メリットだけでなく、デメリットにどういったことがあるのが見ておきましょう。
学歴ロンダリングによる東京大学大学院に進学する際のデメリット3つです。
最短2年という時間を費やす
修士を修了するのには、最低2年かかります。この2年をどうとらえるかですね。早く働きたい、お金を早く稼ぎたいって人は、就活して、社会で働いたほうがよいでしょう。ちなみに、ちゃんと研究して順調にいって、2年で修了です。途中、怠けたりすると2年以上かかる可能性があるので、注意しましょう。ちなみに、私の同期は、6人いて、一人ドロップアウト、一人は3年で修了、もう一人は、4年で修了でした。ブラックな研究室ではなかったですが、実験系の研究室は拘束時間がキツイですね。朝から晩まで研究室にこもっていました。重要なのは、2年間その研究室に所属して、研究を続けられそうか?という点ですね。
学費がかかる
これは、院進学する人自体にあてはまるのですが、
2年学費を払う必要があるってことと2年働くのが遅くなるのでその間稼ぎがなくなる。
この2つですね。ただ、個人的には、お金を稼ぎたいという面だけにフォーカスしたら、2年、東大大学院に進学して、学部時に入れないような会社に入ったら、すぐリカバリーできるかなと思います。
東大院卒と普通の大学卒だと、前者のほうが、大企業に入れる可能性は高いです。
学費という金銭面ですと、奨学金でこの問題を解消するという手もあります。
周囲からの過度な期待(があるように思える)
外部の大学から、東大大学院に進学し在学している間や修了して企業で勤めた始めた際に、
『東大卒』ということで周囲から期待されていると思うことですね。
「これくらい仕事は簡単にできるだろう」って思われているみたいな感覚ですね。
これは、気になる人には結構デメリットなんじゃないでしょうか。
私も、会社入ったら東大院生ってことだけで、
「すごいですねぇ~」「優秀なんでしょ」って言われましたが、
ぶっちゃけた話、これは、表面的な言葉です。社会に出たら、東大生なんて普通にいます。それこそ、大企業なら珍しい話ではないです。
そもそも、新人に対しては、程度の差こそあれほとんど期待されていないのが現実です。
やりたいことがあって中小企業とか行ったりすると、
「東大院卒がどうしてうちにきたの!?」とか聞かれるそうです…
(言いたいこともわかるけど、うちの会社には、東大卒はふさわしくないって考えなくてもいいのでは!?って私は思いますけどね。その人が必要そうだから採用したわけですし。)
東大卒をプレッシャーと感そうだなと思う人、そういう傾向がある人に贈る言葉は、
「気にすんな!勝手に自分で思いこんでるだけで、周りはそんな期待していない!」ってことですね。
まとめ
デメリットになりそうな事柄3つを上げましたが、金銭面のデメリットと周囲からの期待という心理的なデメリットは、解決方法がありますが、1点目の2年研究に時間を費やせるかというのは、念頭に置いておいたほうがよいです。
私自身は、会社生活何十年も続くから、2年くらいまだ学生やっててもいいか。そもそも理系なら院進学までするもんかなって大学入ったときから思っていましたので、当時はそこまで深くデメリットと認識はしていませんでした。
メリット、デメリットを比較して、それでも東大生大学大学院に進学したい!って思ったら、是非挑戦してみましょう。私は、挑戦してよかったですし、大学院ではとても充実した研究生活を送ることができました。私の経験が皆様の一助になればと思います。
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