日商簿記3級に大学生の時に合格し、日商簿記2級に社会人になってから合格しております。
もともと大学では、経済や経営を専攻しているわけではなく、理系でした。
社会人になってから、経営企画・管理の仕事をした後、現在は経理として仕事をしています。そんな元理系の人が日商簿記を勉強する意義について解説します。
主に、理系の大学生やメーカーで工場勤務を始めた理系社会人向けの記事になります。
理系の大学生こそ簿記3級は取得すべし~就活有利
まず、今大学生の人で、民間への就職を考えている人は最低限、簿記3級を取得すべきです。
なぜかというと、他の理系学生と就活において差別化が可能だからです。
かく言う私も、大学の4年時の就活前に簿記3級を取得しました。
その後、大学院に進学し、就活する際は、保有資格欄に簿記3級と記載して、会計もわかる理系学生としてアピールしておりました。
理系であれば、研究・実験はどの学生もやっていますが、会計まで勉強している人はいないので、他の学生との差別化が可能です。
また、研究職ではなく、コンサルや経営企画の仕事をしたい人にとっても、簿記を取得する意義は高いです。理系からコンサル業界や投資銀行に興味ある人は、会計知識は必須になってきますので、予め勉強することで選択肢を広げておくことに繋がります。
日商簿記を保有していることでジョブチェンジの可能性が高まる
当初予算管理や経営企画といった仕事を働き始めてから数年やっていましたが、その後、働きながら社会人で日商簿記2級を取得し、現在は経理の仕事をしております。
日商簿記の勉強しているとキャリアの幅を広げることや、ジョブチェンジできる可能性が高くなります。
特に20~30代の若手であれば、当人がどういったことができるのか、あるいは何が得意なのかを客観的に証明するのに日商簿記を有するのは非常に役立ちます。
メーカー勤務であれば原価計算の考え方は必須
経理職ではなかったとしても、日商簿記2級の工業簿記・原価計算の考え方は仕事をするうえで、非常に重要です。大学で研究している際は、利益など考えることは一切なかったですが、企業で働くのであれば、利益を追求するのは必須です。
メーカー勤務であれば、原価低減をテーマにすることもあるでしょう。その背景として、簿記の知識を有しているのと有していないのとでは、マネージメント層へアウトプットする際の仕方も変わってきます。本職が経理職でなかったとしても、会社員として仕事するうえでは、簿記の考え方は押さえておくことをおすすめします。
売上・変動費・固定費の本質的なところを理解したうえで、ゴール(利益向上)を目指すのが、会社の利益貢献につながり、ひいては自分の評価の向上や昇給・昇進に繋がっていきます。
まとめ
私自身、大学は理系出身ですが、社会人になってからは、経営企画や経理といったお金周りの仕事をメインに働いてきました。
大学時に日商簿記3級を取得し、働きながら簿記2級を取得したことで、自分のキャリアがお金関係の仕事になったのは確かです。
メーカー勤務でも研究開発や設計をメインとしつつも他者と差別化したい人や経理や経営管理・経営企画へジョブチェンジを考えている人は、まず足掛かりとして簿記の勉強をすることがおすすめです。
日商簿記2級・3級は独学でも取得できますが、忙しい社会人や効率よく勉強したい人はスクールの活用をおすすめします。
資料請求は無料です。すぐ行動するか否かで未来が変わるのでともに頑張りましょう!
リンク先 クレアール
資料請求方法については、以下の記事で解説しております。
クレアールの簿記検定の資料請求して簿記1級を申し込み
コメント