会社員になったら、持ち株会がある方もいるでしょう。この持ち株会に入るか否かは、所属している会社によりますが、私も30歳にして、この持ち株会に入ってみたので、20年経ったら、幾らになっているか計算してみました。
持ち株会のメリットは奨励金
持ち株会のメリットは、株を購入する際に会社から出してくれる奨励金です。会社への忠誠やら、働くときのモチベーションやら、株主優待やら、議決権やらいろいろ説明があるかと思いますが、一番のメリットは、この奨励金です。
奨励金が会社から幾らでるか?が重要です。これが、高ければ高いほど旨みが増えます。単純にお金が増えますからね。世間では、5%~10%くらい出してくれる会社が多いようです。
シミュレーション
株価は、個々の会社の状況によって異なるので、一定だと前提しておきます。ここでは、主に、奨励金+配当(再投資)による効果の検証を行います。
毎月 3万円/月 賞与(年2回) 20万円/1回
奨励金の率は、10% 8% 5%
配当利回りは、 5% 4% 3%
奨励金でまずいくら得するか見てみましょう。これは、残業時間も増やさず、評価も影響されずに、持ち株会に入るだけで純粋に増える金額です。これが持ち株会の一番のメリットだと思います。
資産額は、奨励金の率と配当金利回りで下記の通りなります。株価の変動は考えていません。なので、ここから増減は結構あるかなと思いますが、月3万えん、賞与20万円で、20年経つと2,000万円くらいになっていそうですね。
続いて、配当金に注目してみましょう。配当金の受取総額は、以下のようになります。配当金利回は、日本企業にしては、高いかなと思う前提で計算していますが、配当利回りが変わると20年後だと結構差が大きくでますね。1%変わると約300万くらい差が出てますね。投資期間が長ければないほど、率差異が効いてきます。
5年、10年、20年目での単年度での受取配当金が幾らになるか見てみましょう。配当利回が高い会社であれば、20年後は、年間130万も貰える試算結果になっていますね。仮に、30歳だったとして、10年後お40歳では、年間50万円配当金で貰えるなら、ボーナス1回分余分に貰えるイメージでしょうか。
シミュレーション結果を踏まえてまとめ
毎月3万円、賞与20万円という、これくらいなら投資に回せるからなという金額でシミュレーションしてみましたがいかがだったでしょうか。
配当金も計算してみましたが、持ち株会の一番のメリットは奨励金です。ここはノーリスクです。
持ち株会の難しいのは、どこまでリスクを許容していくかだと考えています。
配当金については、減配の可能性、株価については、下落の可能性もあります。なので、一番の安全なやり方は、都度従業員持ち株から現金化することですね。
リスクとリターンは表裏一体なので、安全策を取ると逆に配当金や値上がり益は得られないことになります。
そして、考えるうえで重要なのは、自分の会社が大丈夫かということですね。倒産したら、給与もなくなるし、今まで持ち株で積み上げた資産もパーになります。
私はもちろん、リターンを狙いに行って、アーリーリタイヤや!
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